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例外処理を行う

概要

例外処理の実装方法を記載致します。
例外が発生する可能性のあるコードには必ず例外処理を実装してください。


対象

C#

方法

try
{
    例外が発生する可能性のあるコード
}
catch(例外の種類)
{
    例外処理コード
}
finally
{
    例外発生の有無にかかわらず実行したいコード
}


標準的な例外

クラス名説明
System 名前空間
ArgumentException引数エラー。
ArgumentNullException引数がnullの場合。
ArgumentOutOfRangeException許容範囲外の値が引数として渡された場合。
ArithmeticException算術演算によるエラーの基本クラス。
OverflowException算術演算やキャストでオーバーフローが起きた場合。
DivideByZeroException0で割ったときのエラー。
NotFiniteNumberException浮動小数点値が無限大の場合。
FormatException引数の書式が仕様に一致していない場合。
IndexOutOfRangeException配列のインデックスが変な場合。
InvalidCastException無効なキャストの場合。
InvalidOperationException引数以外の原因でエラーが起きた場合。
ObjectDisposedExceptionDispose済みのオブジェクトで操作が実行される場合。
NotImplementedExceptionメソッドが未実装の場合。
NotSupportedException呼び出されたメソッドがサポートされていない場合、または呼び出された機能を備えていないストリームに対して読み取り、シーク、書き込みが試行された場合。
NullReferenceExceptionnullオブジェクト参照を逆参照しようとした場合。
PlatformNotSupportException特定のプラットフォームで機能が実行されない場合。
TimeoutException指定したタイムアウト時間が経過した場合。
System.Collections.Generics 名前空間
KeyNotFoundExceptionコレクションに該当するキーが無い場合。
System.IO 名前空間
DirectoryNotFoundExceptionディレクトリが無い場合。
FileNotFoundExceptionファイルが無い場合。
EndOfStreamExceptionストリームの末尾を超えて読み込もうとしている場合。

SelectionFile type iconFile nameDescriptionSizeRevisionTimeUser