JavaScriptでオブジェクトを作成する方法を説明します。 この手法は、大規模WEBサイトを構築する上では、必須の手法です。 オブジェクトを作成する際の雛形として使用してください。 そのため、必要最小限の内容のみを記載しております。
下記では「TestObject」というオブジェクトを定義しています。 変数の定義方法、関数の追加方法を説明しております。 重要なことは、 オブジェクトのコンストラクタを作成した後、「prototype」に対して既存のクラスを派生させている箇所です。
// オブジェクト本体を定義します。 // 下記はコンストラクタとして機能し、引数を取ることもできます。 TestObject = function( 引数... ) { // 下記では、オブジェクト内で使用される変数を指定しています。 // 必要に応じて、必要なだけ定義してください。 this.attribute = 'create'; }
// 下記で任意クラスから派生させます。 // 下記ではObjectクラスから派生させていますが、任意に派生させることができます。 TestObject.prototype = new Object();
// 下記では、オブジェクト「TestObject」にメソッド「Logout」を追加しています。 // 必要なだけ同じように定義してください。 TextObject.prototype.Logout = function( 引数... ) { // 任意のコードを下記で指定してください。 // 下記のようにオブジェクト変数を使用できます。 // 下記では、「create」とアラート表示されます。 alert( this.attribute ); }
利用例:// オブジェクトを作成します。 var obj = new TestObject();
// メソッド「Logout」を使用します。 // ここで引数に「'TEST'」を指定していますが、実装例のままだと、この引数に意味はありません。 obj.Logout( 'TEST' );
モジュール化の恩恵を最大限受けるには、上記のようなオブジェクト定義ファイルは、別ファイルとして準備しておくことです。 それにより、必要な箇所で必要なオブジェクトのみを動的にローディングさせることも可能になります。 |