ストリーミング・サーバー

概要

主に、動画ストリーミングを行うための情報を掲載しております。
ただ、ストリーミングはサーバー・リソースやネットワーク・リソースをかなり消費致しますので、本格的な運用を行うのであれば、専用のホスティングを使用する方が懸命です。(スケーリングも重要になってきますので)
ここでは、試験的な自身のサーバーでの利用を中心に議論させて頂きます。


対象

自身のサーバーで、試験的な動画ストリーミングを行う方。

ソフト一覧

気軽に使用できるサーバー・ソフトをご紹介致します。

セクション 説明
 Darwin Streaming ServerApple社のQuickTimeStreamingServerのオープンソース版。
QuickTimeMPEG43GPP、3GPP2、Playlistを使ったMP3の配信が行える。

デフォルト値(ポート)でRTSP:554、AdminPort:1220 
 HelixUniversalServerBASICRealNetwork社のストリーミングサーバソフトです。
BASICは機能制限された無償版です。
現行のライセンスでは
RealMediaのみ配信すること可能。
QuickTimeWindowsMediaMPEG1MPEG4、MP3等の配信には有償版を使用する必要あり。
最大で1Mbpsの同時に配信可能。

デフォルト値(ポート)PNA:7070、HTTP:8080、RTSP:554、Monitor:9090、AdminPort:任意、RealProducer側4040
 SHOUTcastWinampで有名なNulsoft社のIcecast互換のMP3ストリーミングサーバ。Winampから手軽にライブ配信が可能。

デフォルト値(ポート)で8000
 StreamsicleJavaを使ったMP3ストリーミングサーバ。
リクエスト機能や検索機能もあり、非常に手軽で使いやすいサーバ。
 Adobe Media Server有償。
HTTP Live Streaming(HLS)ビデオ形式でライブ・ストリーミングにも対応。

Adobe® Media Server 5 Standardを利用すれば、Adobe Flash Player対応デバイスやApple iOSデバイスを使用している大勢の視聴者にビデオを配信できます。ライブおよびオンデマンドでの新しいHTTP配信により、パブリッシングのワークフ ローが効率化され、すぐに配信を開始できます。
 xmoovStreamPHPで動画ストリーミングを行うためのシステム。
PHPでの提供なので、自由度は高い。
ロギング機能やEメールでエラー送信機能、オリジナルファイルのパスを隠したりする機能までも含まれている。
Subversion「svn co https://xmoovstream.svn.sourceforge.net/svnroot/xmoovstream xmoovstream」で管理されている。
License: Creative Commons Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 United States
2012/11/13現在、利用できなくなっているが、AnyFilesHereで0.8.4bはダウンロード可能。
 PeerCastP2P技術を使ったオープンソースのストリーミングシステム。
RTSPやMMSの中継機能のみ提供される。
 VLCメデャプレイヤー。
HTTP、MMSH、RTSP、Icecastなどのプロトコルでストリーミング出力が可能。
 FFmpeg動画や音声を変換するためのコマンド。
FFServerとの組み合わせで動画ストリーミングも可能。
次回は、上記サーバーソフトを実際に使用し、その使用感をお伝え致します。
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